先週末行われたSCG BALTIMOREにおいて、スタンダードはアヴァシン祭りでしたが、禁止改定後直後のため調整が難しかったのかモダンはエルドラージが完全に消え去り多様なデッキが入り混じる清純な環境に戻りました。
優勝は風景の変容で、準優勝はジャンドでしたが特定のデッキが集中しているわけではなく様々なデッキが入賞していました。
そんな環境の中、親和は13位と16位にランクインしメタゲームの一角にいることを示しました。
今回はモダン新環境における親和を分析してみます。
まず、前環境においてはエルドラージ対策に刻まれた勇者ではなくエーテリウムの達人を多く採用したり、除去の追加として急送を採用したタイプのデッキが活躍していました。
現環境の親和はどう変わったのでしょうか。
【モダン】親和 SCG BALTIMORE OPEN 13位
クリーチャー:28
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
3:《メムナイト/Memnite》
4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
1:《呪文滑り/Spellskite》
3:《鋼の監視者/Steel Overseer》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
3:《刻まれた勇者/Etched Champion》
2:《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
呪文:16
4:《感電破/Galvanic Blast》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
土地:16
1:《山/Mountain》
4:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
3:《空僻地/Glimmervoid》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
サイドボード:15
1:《呪文滑り/Spellskite》
1:《刻まれた勇者/Etched Champion》
1:《はらわた撃ち/Gut Shot》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《自然の要求/Nature’s Claim》
1:《頑固な否認/Stubborn Denial》
1:《四肢切断/Dismember》
3:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2:《鞭打ち炎/Whipflare》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
13位のデッキは、メイン・サイドを合わせて刻まれた勇者4枚とエーテリウムの達人2枚を採用したアグレッシブなデッキです。
呪文滑りもメインから採用しており、クロック源を守り点での突破力を発揮させるデッキだと思います。
サイドボードには、親和でよく使われている思考囲いが採用されていない所が新しいです。
また、自然の要求は最悪自分のアーティファクトに唱えてライフゲインもできるので合理的ですね。
実際に回してみたところ、刻まれた勇者に対応できるカードを採用しているデッキが少なく安定したクロックが期待でき、頭蓋囲いを装備できればほとんど勝利に直結しました。
サイドに思考囲いがないことも、その他の有効なカードかカウンターをサイドインすればいいためそこまで気になりませんでした。
【モダン】親和 SCG BALTIMORE OPEN 16位
クリーチャー:25
3:《メムナイト/Memnite》
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4:《鋼の監視者/Steel Overseer》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
2:《刻まれた勇者/Etched Champion》
呪文:18
4:《物読み/Thoughtcast》
2:《溶接の壺/Welding Jar》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
土地:17
1:《島/Island》
4:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
4:《空僻地/Glimmervoid》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
サイドボード:15
2:《刻まれた勇者/Etched Champion》
2:《頑固な否認/Stubborn Denial》
2:《急送/Dispatch》
2:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1:《自然に帰れ/Back to Nature》
1:《鞭打ち炎/Whipflare》
1:《集団疾病/Illness in the Ranks》
1:《ギラプールの霊気格子/Ghirapur AEther Grid》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
16位のデッキは、最近の親和では珍しい唯一の親和カード「物読み」が4枚採用されているのが特徴的です。
また、溶接の壺も2枚採用されている代わりに感電破はメイン・サイド含め採用されていません。
13位のデッキと比べると消耗戦に強いデッキで、溶接の壺によって守ることにより鋼の監視者や電結の荒廃者を有効利用しやすそうなデッキです。
サイドボードには先ほどのデッキと同じく思考囲いは採用されておらず、様々なデッキに対応できるカードがピン差しで投入されている感じです。
こちらも実際に回してみたところ、物読みによって2枚目の頭蓋囲いや刻まれた勇者にアクセスでき長期戦に強くなっていました。
また、至高の評決といった全体除去に対して溶接の壺と電結の荒廃者があればほとんどアドバンテージ奪われず済むのが優れていました(さすがに神の怒りは無理ですが)。
一方で、盤面に触るカードが少ないので、戦争の報い、禍汰奇のような強烈な効果をもったクリーチャーを野放しにしてしまうところが弱点だと思いました。
ちなみに13位のデッキを回していた時に、おそらく16位のデッキのコピーデッキと対戦したのですが、古えの遺恨と除去の多さで13位のデッキが勝利しました。
個人的な感想としては、刻まれた勇者が現環境では有効なので13位のデッキに近いデッキを握っていきたいと思いました。
あとは血染めの月の有用性を検討したいですね、警戒されることを承知で使うべきか否か。
「追記」
やっぱ思考囲い欲しくなりますね 先行2ターン目、石のような静寂張られると後攻だと1ターン目ハンデスかカウンター構えるしかないんすよね~
スタックで色マナ出さないとモックスも太鼓も機能停止するし、コンボデッキ対策にもなるし
優勝は風景の変容で、準優勝はジャンドでしたが特定のデッキが集中しているわけではなく様々なデッキが入賞していました。
そんな環境の中、親和は13位と16位にランクインしメタゲームの一角にいることを示しました。
今回はモダン新環境における親和を分析してみます。
まず、前環境においてはエルドラージ対策に刻まれた勇者ではなくエーテリウムの達人を多く採用したり、除去の追加として急送を採用したタイプのデッキが活躍していました。
現環境の親和はどう変わったのでしょうか。
【モダン】親和 SCG BALTIMORE OPEN 13位
クリーチャー:28
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
3:《メムナイト/Memnite》
4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
1:《呪文滑り/Spellskite》
3:《鋼の監視者/Steel Overseer》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
3:《刻まれた勇者/Etched Champion》
2:《エーテリウムの達人/Master of Etherium》
呪文:16
4:《感電破/Galvanic Blast》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
土地:16
1:《山/Mountain》
4:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
3:《空僻地/Glimmervoid》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
サイドボード:15
1:《呪文滑り/Spellskite》
1:《刻まれた勇者/Etched Champion》
1:《はらわた撃ち/Gut Shot》
1:《呪文貫き/Spell Pierce》
1:《自然の要求/Nature’s Claim》
1:《頑固な否認/Stubborn Denial》
1:《四肢切断/Dismember》
3:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2:《鞭打ち炎/Whipflare》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
13位のデッキは、メイン・サイドを合わせて刻まれた勇者4枚とエーテリウムの達人2枚を採用したアグレッシブなデッキです。
呪文滑りもメインから採用しており、クロック源を守り点での突破力を発揮させるデッキだと思います。
サイドボードには、親和でよく使われている思考囲いが採用されていない所が新しいです。
また、自然の要求は最悪自分のアーティファクトに唱えてライフゲインもできるので合理的ですね。
実際に回してみたところ、刻まれた勇者に対応できるカードを採用しているデッキが少なく安定したクロックが期待でき、頭蓋囲いを装備できればほとんど勝利に直結しました。
サイドに思考囲いがないことも、その他の有効なカードかカウンターをサイドインすればいいためそこまで気になりませんでした。
【モダン】親和 SCG BALTIMORE OPEN 16位
クリーチャー:25
3:《メムナイト/Memnite》
4:《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4:《信号の邪魔者/Signal Pest》
4:《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
4:《鋼の監視者/Steel Overseer》
4:《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
2:《刻まれた勇者/Etched Champion》
呪文:18
4:《物読み/Thoughtcast》
2:《溶接の壺/Welding Jar》
4:《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
4:《頭蓋囲い/Cranial Plating》
4:《オパールのモックス/Mox Opal》
土地:17
1:《島/Island》
4:《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4:《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
4:《空僻地/Glimmervoid》
4:《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
サイドボード:15
2:《刻まれた勇者/Etched Champion》
2:《頑固な否認/Stubborn Denial》
2:《急送/Dispatch》
2:《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1:《摩耗+損耗/Wear+Tear》
1:《自然に帰れ/Back to Nature》
1:《鞭打ち炎/Whipflare》
1:《集団疾病/Illness in the Ranks》
1:《ギラプールの霊気格子/Ghirapur AEther Grid》
2:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
16位のデッキは、最近の親和では珍しい唯一の親和カード「物読み」が4枚採用されているのが特徴的です。
また、溶接の壺も2枚採用されている代わりに感電破はメイン・サイド含め採用されていません。
13位のデッキと比べると消耗戦に強いデッキで、溶接の壺によって守ることにより鋼の監視者や電結の荒廃者を有効利用しやすそうなデッキです。
サイドボードには先ほどのデッキと同じく思考囲いは採用されておらず、様々なデッキに対応できるカードがピン差しで投入されている感じです。
こちらも実際に回してみたところ、物読みによって2枚目の頭蓋囲いや刻まれた勇者にアクセスでき長期戦に強くなっていました。
また、至高の評決といった全体除去に対して溶接の壺と電結の荒廃者があればほとんどアドバンテージ奪われず済むのが優れていました(さすがに神の怒りは無理ですが)。
一方で、盤面に触るカードが少ないので、戦争の報い、禍汰奇のような強烈な効果をもったクリーチャーを野放しにしてしまうところが弱点だと思いました。
ちなみに13位のデッキを回していた時に、おそらく16位のデッキのコピーデッキと対戦したのですが、古えの遺恨と除去の多さで13位のデッキが勝利しました。
個人的な感想としては、刻まれた勇者が現環境では有効なので13位のデッキに近いデッキを握っていきたいと思いました。
あとは血染めの月の有用性を検討したいですね、警戒されることを承知で使うべきか否か。
「追記」
やっぱ思考囲い欲しくなりますね 先行2ターン目、石のような静寂張られると後攻だと1ターン目ハンデスかカウンター構えるしかないんすよね~
スタックで色マナ出さないとモックスも太鼓も機能停止するし、コンボデッキ対策にもなるし
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